愛は蘇らない
眠れない雨の日の夜、タイのイサーンラジオが心地いい。
センチメント過多のメロディーに包まれているととりあえず落ち着く。
多分、何度か寝落ちしているんだと思う。
寝不足だが身体は休まっているカンジ。
足のかかとを重ねて力を抜くと浮遊感があることを発見した朝。
青げな尊し
大鳥居時代の誰かが、取り返しがつかなくなるからやめたほうがいいよと言った。
あれは柴田さん?
なんだかとても眠いんだ
また眠れず、随分とアルコールを入れたがそれでも眠気はやってこず朝を迎える直前にやっと落ちた。
横向きに眠っている自分の背中に何か重いものを感じる。
誰かが言った。
「今頃気がついたのか。普通の人なら若いうちに気がつくものを。普通に生活する意識があれば気がつけたのに。ずっと気がつかないように避け続けてきただけなんだよ。」
と。
そこでまた意識を別のところへもっていこうとぼっとした頭で考えていたらまた一瞬眠りに落ちた。
残界の世代
そういえば自主的に家の近所だけじゃなく川崎あたりまで出るようになってから食欲が戻ってきた。全く食えなかった2週間はなんだったのか。
使わない食器も処分しないとな。
とっとと身綺麗にして消え入りたい
フラッシュバックの嵐
ああもう帰りたいという衝動に駆られるが今いるのは自分の家だ。四半世紀の堆積物にまみれた箱。
転位
去年の今頃、大病して難儀したままひとつ歳をとった。
今年は数ヶ月前に突然物欲がなくなり引っ越しも考え始め断捨離をはじめたがだらだらとあまり進まなかった。
この数週間は断捨離が加速したが多分それは別のストレスのせい。
今日またひとつ歳をとったが、朝見た夢だか寝起きの妄想だかが天啓に似たようなものだったので気持ちをまた入れ替えることにした。
この先また見るとかいつか読むとかそういったものはきっとやってこない未来。
生活に必要なもの以外処分するように生きるほうがいいんだろうな。
去年の今頃の日記はそろそろ記録として貼ってもいい時期なのかもしれない。