総てのドアを開ける鍵

そんなわけで。
そんな鍵を持っていながら開かない扉を見つけてしまった。


それは不可抗力であり
私ではない誰かにとっては
当たり前のものだった。


心は痛むが世界という対象にとって
それはたいしたことはないらしい。


それではやむなし。
でも絶対的他者には当たり前の事象。


ならば私はそれを受け入れず諦めよう。


ようこそ、私の世界へ。






一つ終了。