環太平洋避暑地

サワディーショップの店長と話してたプーケット話。
丁度今日、小泉首相が高額の義援金の提供を決めたが、
タイ国民に愛され続ける国王と違い、イスラム教徒の窒息事件の対処などで矢面に立たされている現首相が
プーケットカオラックの観光地の復旧に今回の援助金をどれだけ使うのか疑問だという。


タイ人は幽霊を異常に嫌う。
自分の身内が死んで火葬にしても骨を散骨地に撒いたらその後は殆ど近寄らないし、
人が死んだ場所にも寄りつかない。
(なのに何故か交通事故とかそういった死体を専門に扱う雑誌が普通に売られてたりする。)
今回の津波被害に遭ったピピ島で救助隊が幽霊を見た!!と普通の新聞で報じちゃうようなお国柄だ。


そんなわけで、今回沢山の人が亡くなったカオラックプーケット(パトンビーチ)、ピピ島
働きに来る観光客目当ての現地人が居なくなるのではないか、
それが判っている首相は表面的にそれらの場所を復興させ、
別の島を観光地に仕上げるために金を使うのではないか? という話。
俺にはかなりリアルに思える。

知り合いのオカマさん達や飲み屋の姉ちゃん連中、
観光ガイドの人たちはどうなるんだろうか、一寸心配になってきた。