雨も降る前に

晴れてしまったと
ラジオのアナウンサーが告げる。
「だったら雹でも降らないかしら」
夢見る頃をとっくに過ぎた
かつては売れっ子売春婦だった娘たちは呟いた。


と19の頃に書いた芝居の台本が頭の中で
ぐるぐる回ってる夢で目が覚めた。
台本なんで本当はもっと長いんだけど
最初の三十分位の部分だけが延々とループするんです。
その後、微妙にエロい話になるんだけど
そこまで辿り着かないのねん(笑)


相変わらず寝不足のまま仕事へ。
シナリオを巡る議論が白熱。
とりあえずイベント部分の字コンテを作成。
当初は仕上げるまでにもう一日必要かと思ったが
すんなりと書き上がって自分でもびっくり。
なんだまだ俺、集団で現場仕事できるじゃん!とか
うぬぼれてみたりした。
きっと幻想(笑)
でも、現場から製作作業がメインになって五年以上経った今、
集団での現場作業が楽しい!と思ってる自分がいたわけで(恥)


帰り際、またコーキ氏と東神奈川探索。
何気なく入った店が昔ながらの酒場でキモチイイ。
なんでも創業五十年、
大きな商業施設が出来るため土地を買収されて
出来上がったビルに入ったらしいんだが
通箱や酒燗器は古いままで情緒満点、
客も古くからの馴染み客が多いようだ。
つまみも酒もリーズナブル。
また行こう。