時は流れて (by 中島みゆき)

この後、このケーキが顔に……

なんやかやで誕生日だった。
四並び、四の行列、死屍累々。
沢山の人からメールや電話で
お祝いの言葉をいただいた。
ありがとうございます。感謝。
前の会社を倒産させちゃってから
未だに人生の目標を見いだせず、
どうしようもない俺を影となり日向となり助けてくれた
数少ない友人に励まされつつ
転がる石は人生の下り坂で加速し始めていて。
俺は誰を愛してるんだろう。
誰が俺を愛してくれるんだろうと
相変わらず甘ちゃんで自己中心的な考え方しかできない俺は
そろそろ休んでいいですか?


今日も愛するタイの関係者に祝ってもらって
ケーキの生クリームにおぼれたりしてた。
人数分のシャンパンのボトルが目の前に並び
そんな祝いを受けるだけの価値がある俺はそこにいない。


その後、ちょろっと悪さをして帰宅したわけだが
寒々とした部屋に戻った途端、
強烈なまでに孤独であることに耐え難い夜になった。
ありがとう。