いいじゃないの幸せならば (by 夏木マリ)

昨晩のビアホール「昭和歌謡」イベント、
お越しいただいた皆様ありがとうございました。
特に錦糸町や横須賀からもおいでいただき感謝であります。


結局夏休みは取れなかったけど、
飲んで騒いで好きな音楽かけられた楽しい時間でした。
ボクの短い夏は終わった気がします。
でも熱波だけは未だ去らず、
太めにはキツい日々は続く模様。


今回ゲストDJで来ていただいた武内享氏は
いい人通り越してステキな人になりました。
いや、本当に魅力的だわ。


で、ビアホール終了後ATTICにて後夜祭。
アゲたりサゲたり上を下への大騒動。
おひさのサイトーさんはずっと半笑いだった。
そりゃそーだな(w


で、体調も思わしくないので早々に帰宅。
シャワーを浴びたら余計に酒が回って
PCをつけたままで布団に倒れ込む。
ここからが最悪だった。


新興住宅街を抜けた開発の波が押し寄せる
片田舎を車で走っている。
乗ってるのはイベントのお客さん。
なんだか雰囲気が悪くなり、
高速につながるような舗装道路の脇で降りて
電車で帰ることにする。
何故か電車はハイウエイと平行して張られた
細いワイヤーの上を走る。
草に埋もれた駅の立て札を見ると漢字で五文字の駅名。
最後の二文字は俺の名字と同じ。
不快を感じ、全部の駅名を覚えようとするが覚えられない。
その駅の周囲は「飯倉」というらしい。
電車に乗ると広々としたモダンな作りなのに
シートは青とか赤とか現職の趣味の悪いビニール貼り。
空いている席に座ると車掌が大衆食堂出だすようなグラスに
麦茶を入れてもってくる。
喉が渇いている俺はそれを飲むがぬるくて気分が悪い。
携帯にメール着信。
生い茂る緑色の植物の写真を背景に黒で文字が浮かんでいる。
「Tです。Jさんは既に死んでいると思います。」
その先に続く文章を読む間もなく、
俺の心は強烈な不安に包まれる。
俺は人を殺してはいないが、誰かを見殺しにしたか
死んでいる人を放置して逃げ出したような気分になっている。
同時に何故か「バレた!?」という気分になっている。
頭に思い浮かぶのは寂れたベッドタウン
坂の横にある狭い死の匂いのする一軒家。
強烈に不安だ。
Jさんって誰?
Tさんって誰?


ここで目が覚めた。
その時、開け放った窓から一陣の風が部屋に入り込んできてビビる。
恐怖と強烈な不安。
時は3:25。
水を飲んで、少し落ち着くまで待つ。
眠剤を入れて寝る。
まだ心臓はドキドキしていた。


週頭の月曜日はいつも不安と憂鬱に包まれている。


仕事は相変わらず。
作業は増えた。
明日、税金関係の打合せ。
今日も酒が手離せない……。